魔物

2004年2月17日
なんか引きこもってます。>挨拶

パチ・スロも積みゲー崩しも結局のところ「一人」遊びですからね。人恋しくなってきた今日この頃です。

人付き合いに関してやたらと不義理なところがある。人間として問題だよね、とかなんとか。

で。今日は家族で母の誕生日祝いを。個人的には外食に行くより家族が腕を振るった料理を頂くのが何より有り難いし、旨い。よござんした。

その後は昨日から再開したFateを。なんかセイバールートでそれなりに満足してしまい(余談だが、セイバーエンドを見た後、マブラヴのアンリミ編11話を再度やってみると、イイ感じ。おすすめですw)、稟ルートを途中で放置していた次第。

再開後、とあるシーンでBGMに「ローレライ」が使用されて……されて……個人的に脱力。この曲、オイラにはタブーなのよねw

高校生の頃、自分は合唱部に所属してました。男子校だったので色気もへったくれもない男声合唱部だったのですが、私立高校の部活動、半端な進学校ともなるとまぁ人数的にショボかったりするワケです。地元の公立校なんかは全国レベルなのにねぇ…とかなんとか。

で、地元の「市民合唱祭」なるイベントに参加したのですよ。うちらの出番は1番目。

1番目……だと、舞台裏の控え室なんかでの直前リハの時間なんかがほとんど取れない。そりゃ普段から練習してるのだからそれくらい…とも思えるが、その時は「アカペラ」だったもので、直前の音合わせが重要だった(ように思う)。まぁとにかく、舞台にあがりました。唱ったのは……「ローレライ」。

悲劇が起こりました。いや、喜劇か。

アカペラで合唱をすると、得てして唱い終わる頃には「音が本来の音より高い、ないしは低い状態」で終わるものです。全員がゼ絶対音感を持ち合わせているワケでもない高校の合唱部レベルではそんなもの。

男声合唱においては4つのパートにわかれており、テノールの第1、第2(トップ、セカンド)及びバスの第1、第2(バリトン、バス)の4つ。アカペラで唱う場合、基本的にトップの主旋律に全体が合わせるか、バスの低音に全体が合わせます。

ところが。この時のローレライでは「テノールはトップに合わせ」「バスはバスの低音に合わせ」た為に分裂状態。

そんでもって、トップは本来の音から「高い」音にズレ始め、バスは本来の音から「低い」音にズレていきました……。

え〜と。この様な状態になった合唱って聴いたコトあります?

異次元です。ワンダーです。飛べます。w

合唱におけるパートの分裂。アカペラでかつ未熟な合唱部だから起こった事件でした。多分、プロでも再現不可能かと。演奏終了後、聴衆の息を呑む異様な雰囲気は……ちと忘れられません。w

その時の録音テープは。厳重に、厳重に封印してあります。

ローレライ。確かに、魔物が、そこにいたのでした。w

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